食事は美味しく頂きたいもの、パーキンソン病(PD)は食事制限する病ではありませんが、進行と共に嚥下障害(食べ物を飲み込む障害)に注意して、QOL(快適な生活環境)向上するためにも工夫したい。
PDは、脳の神経細胞が変性、脱落により起こるので、神経細胞に良いとされる栄養素・食材を紹介。
Page Contents
・食用油種類
・PD と 水素水
・ドーパミン生成の元
・神経変性疾患を抑制する食物
・メラニンが PD の症状 改善
・PD 予防の果実
・PD 薬とバナナ
・アミノ酸の含有食材
・アミノ酸からの産生経路
・PD と 食事
不 飽 和 脂 肪 酸 |
一 価 不 飽 和 脂 肪 酸 |
オ レ イ ン 酸 オ メ ガ 9 系 |
・血中の悪玉 コレステロールを 下げる。 ・悪玉 コレステロールの 酸化を抑制 、 動脈硬化の 進行のを予防。 ・善玉 コレステロールは 下げない。 ・酸化 (劣化)しにくい。 ・加熱料理向け。 ・過剰摂取に注意。 |
・オリーブ油 ・パーム油 ・菜種油 ・こめ油 ・ココナッツ オイル |
多 価 不 飽 和 脂 肪 酸 |
リ ノ | ル 酸 オ メ ガ 6 系 |
・血中の悪玉 コレステロールを 下げる。 ・善玉 コレステロールは 下げない。 ・酸化(劣化) しやすい。 ・過剰摂取に注意。 |
・大豆油 ・コーン油 ・こめ油 ・ごま油 ・サラダ油 ・マーガリン |
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α | リ ノ レ ン 酸 オ メ ガ 3 系 |
・体内代謝でEPA やDHAに変わる。 ・中性脂肪を下げ るほか、血栓の 生成や不整脈を 防ぐ。 ・免疫機能をとと のえる。 ・非常に酸化 (劣化)しやすい。 ・DHAが脳に蓄積 され細胞膜が 柔らかくなる。 ・加熱はNG。 |
・アマニ油 ・エゴマ油 ・菜種油 ・サフラワ油 ・シソ油 |
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飽 和 脂 肪 酸 |
パ ル ミ チ ン 酸 |
・悪玉 コレステロールを 上げる。 ・善玉 コテステロールは 変化させない。 ・酸化 (劣化)しにくい。 ・摂取量が多と 心筋梗塞に 注意。 |
・肉類 ・ラード ・バター |
食べ物 | 効 果 | ア ミ ノ 酸 |
作用 |
・大豆製品 ・小麦 ・高野豆腐 ・ごま ・チーズ ・卵 ・肉類 ・魚介類 ・落花生 ・白花豆 ・南瓜 ・じゃが芋 |
・血圧 上昇作用 ・記憶力を 高める ・鎮痛効果 ・皮膚疾患 の効果 |
フ ェ ニ ル ア ラ ニ ン |
神経伝達物質に 必須。 肝臓でチロシン に変換され、 ノルアドレナリン、 ドーパミンの神経 伝達物質を産生。 |
・乳製品 ・たらこ ・ちりめん じゃこ ・落花生 ・大豆 ・アー モンド |
・うつ状態 を改善 ・自律神経 の調整 ・集中力を 高める ・ストレスを 緩和 ・白髪を 予防 |
チ ロ シ ン |
甲状腺ホルモン 分泌促進。 皮膚の黒色色素、 メラニンの材料。 神経伝達物質の 材料。 |
食べ物 | 効 果 | ア ミ ノ 酸 |
作用 |
・牛肉 ・鶏肉 ・羊肉 ・マグロ ・カツオ ・牛乳 ・チーズ ・豆腐 ・納豆 ・ナッツ類 ・全粒小麦 |
・肝機能 促進 ・アレルギ ー症状を 緩和 ・うつ症状 を改善 |
メ チ オ ニ ン |
肝機能促進。 肝臓の老廃物や毒素 を体の外に排出して 代謝を促進。 アレルギー原因の ヒスタミンを抑え る。 不足すると利尿能力 が低下のため、 むくみが生じる。 肝臓で毒素や 老廃物の排除。 うつ病や統合失調 症を改善する効果。 育毛や発毛にも 効果を発揮。 |
・秋ウコン ・カレー ・たくあん |
・肝機能 増強 ・二日酔 いを防ぐ 効果 ・コレステ ロール 値を下 げる |
グ ル タ ミ ン |
肝機能促進。 腸の修復を行い、腸の 働きをサポートする 効果。 肝臓は、酵素などの 体内で作用する物質を 3000種類を産生だけで はなく、代謝と解毒と いう重要な機能を持っ ています。 胆汁の分泌を促す作用 があり、十二指腸で 膵液と一緒になること で、膵液に含まれる 消化酵素の作用を 活発にし、たんぱく質 と脂質の消化を サポート。 |
・牛乳 ・大豆 ・高野豆腐 ・イクラ ・かつお 節 |
・アルツ ハイマ ー病を 予防 ・鎮静作用 ・催眠作用 誘発 |
セ リ ン |
神経細胞を調整。 ブドウ糖を供給する ホスファチジルセリン を生成、認知症やアルツ ハイマー病の 進行を抑制。 睡眠途中での覚醒改善 |
ドーパミン産生経路 |
フェニルアラニン (必須アミノ酸) |
⇓⇓ フェニルアラニン-4-モノオキシゲラーゼ酵素 ⇓⇓ |
チロシン (必須アミノ酸) |
⇓⇓ チロシン-3-ヒドロキシラーゼ水酸化酵素 ⇓⇓ |
レボドパ (L-dopa) |
⇓⇓ ドーパ脱炭素酵素 ⇓⇓ |
ドーパミン |
ノルアドレナリン 産生経路 |
アドレナリン産生経路 |
ドーパミン | ノルアドレナリン |
⇓⇓ ドーパミン-β- モノオキシゲナーゼ (酸化還元酵素) ビタミンCが必要 ⇓⇓ |
⇓⇓ フェニルエタノール アミン-N- 基転移酵素 ⇓⇓ |
ノルアドレナリン | アドレナリン |
セロトニン産生経路 | アミン産生経路 |
蛋白質 ( 小腸から吸収 ) |
蛋白質 ( 小腸から吸収 ) |
⇓⇓ 肝臓の酵素で分解 ⇓⇓ |
⇓⇓ クロム親和性細胞 (内分泌細胞)酵素分解 ⇓⇓ |
ペプチド (アミノ酸から出来る 分子) |
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⇓⇓ 酵素分解 ⇓⇓ |
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トリプトファン (必須アミノ酸) |
トリプトファン (必須アミノ酸) |
⇓⇓ トリフトファン水酸化酵素 ⇓⇓ 芳香族L-アミノ酸 脱炭素酵素 ⇓⇓ |
⇓⇓ 酵素分解 ⇓⇓ |
セロトニン | アミン |
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