京都伏見
カッパ ギャラリー
カッパギャラリ−

お酒について語られているギャラリーです。

日本酒の起源

現在 種々の説があるのですが、稲作が始まった弥生時代に酒文化が発生した説。
縄文時代に木の実などを原料に”口噛み”の方法で造った説とがあります。

また
文献 「古事記」 「日本書紀」 万葉集」などに”濁酒” ”清酒”などのお酒が登場します。
「大隈国風土記」には、”口噛み酒”の酒造方法の記載があります。


口噛み酒造方法とは?

デンプン質のものを口の中で良く噛みくだき、吐き入れて容器に貯めて発酵させ造る方法。


主要生産地域

現在 日本での日本酒生産主要地域は、灘(兵庫県) 伏見(京都府)にて全体生産量の47%を生産され、
次に新潟県・秋田県・愛知県・広島県・福島県・埼玉県・千葉県・福岡県の順で生産されています。


お米について

酒造りに最も多く使用されているお米は「山田錦米」が多い
また
精米歩合は、70%以下が一般醸造用。
精米歩合は、60%以下が吟醸酒、吟醸純米酒用。
精米歩合は、40%以下が大吟醸用。
とされています。




酒造りの工程


 @ 洗 米 A 蒸 米

踏桶に入れた米(精白した)を洗うのが洗米です。
洗米には足洗い、手洗いがあります。


大釜の上に甑(こしき)を乗せ米を蒸します。
甑の底には小さな穴が開いていて
沸騰した釜の蒸気が上がります。

B 放 冷 C 麹 づくり

蒸米は、麹・もと・もろみに区別して冷やします。


麹は、高温、好湿度の部屋で造られます。
品質の良い麹菌を均等に繁殖させます。


D もと づくり E もろみ づくり

冷水を入れた桶に、麹と蒸米を入れ丹念に掻き混ぜます。
約30日をかけて発酵させた もと(酒母)を造ります。

初添え、仲添え、留添えの3段仕込み。
20〜25日後に もろみの泡がひくと発酵が終わ造れます。
F じょうそう(しぼり)

もろみを酒袋に入れて、酒ふねで絞って酒と粕に分離します。
数回絞りなおして清酒ができあがります。

酒造りに使用する道具です。
カッパギャラリ−
ギャラリーの中ほどに
伏水井戸(ふしみず)があります。
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